ドイツ式入れ歯

留め金を使わない、付けたまま寝られる入れ歯

いまの入れ歯に不満がある、でもインプラントは嫌という方に選ばれているのがドイツ式入れ歯です。ドイツ式入れ歯は、正確に言うと、ドイツで開発されたテレスコープ義歯という入れ歯です。さらにコーヌスクローネ、リーゲルテレスコープ、レジリエンツテレスコープなどに種類が分かれますが、いずれもドイツ発祥の長く使える高機能な入れ歯です。永井歯科では、まとめてドイツ式入れ歯と呼んでいます。

ドイツ式入れ歯の最大の特徴は、留め金を使わないことです。通常、部分入れ歯は隣の歯に引っかけるのに金属のばねを使います。部分入れ歯でよくあるのが、留め金をかけていた隣の歯がグラグラしてきて、抜けて、何度も入れ歯を作り直していずれ総義歯になるというパターンです。ドイツ式入れ歯は、ばねを使わない、はめこみ式の装置を使った入れ歯になります。歯の根っこに金属の装置を接着し、入れ歯を固定するので、隣の歯を痛める心配がありません。外れる心配が少ないことや、夜、寝るときに外す必要がないことも大きなメリットです。外食を楽しみたい方や、旅行で入れ歯を外すのが嫌だという患者さんに喜ばれています。

ドイツ式入歯で、下の歯を6本残したケース。

最大の利点は残った歯を守れること

ドイツ式入れ歯は、様々な種類がありますので、数本だけ入れ歯にしたい方から、逆に数本しか歯が残っていない方まで、あらゆる症例に対応できます。
とくに当院で症例が多いのはレジリエンツテレスコープです。
これは、残っている歯が片顎で4本以下になってしまったときに採用するドイツ式入れ歯です。保険診療であれば部分入れ歯をいれて歯が次々に抜けてしまったり、全て抜歯にするケースにおいて、残っている歯を大切に残すことができます。

精密に仕上げられた内冠。下の部分だけに平行性を出すことで歯そのものを守り、入れ歯の横揺れと捻じれを防いでいる。

噛み心地も優れており、健康な歯が10、インプラントが8か9、健康保険の入れ歯が2から5だとすると、ドイツ式入れ歯は7くらいと言われています。

2回目の歯型が装着された咬合器。咬み合わせ、体の正中、頭の水平面、高さが再現されている。
3回目の歯型が装着された咬合器。顎関節に対して生体と同じ位置にマウント。
3回目の咬み合わせを採得し、顎位を修正している。

ドイツ式入れ歯を作るときにも、まず重要になるのが噛み合わせです。永井歯科では、まず嚙み合わせを丁寧に診て、嚙み合わせを調整してから入れ歯を作っていきます。
歯がほとんど残っていないケースで片顎130万円~でお作りしています。

出来上がった下アゴのレジリエンツテレスコープ
レジリエンツテレスコープの外冠内面
右がレジリエンツテレスコープ、左はテーラメイド総入れ歯。

※自由診療です。

■費用:130万円~(残す歯の数、使用金属により費用は異なります)

■リスクと副作用
中長期的で残らない、残せない歯は事前に抜歯する必要があります。抜歯は全身状況によっては内科医と相談し慎重に対応します。場合によっては抜かないことがあります。
歯を抜いて治療する場合、抜いた穴が落ち着くまでは入れ歯が動いて安定せず、一時的に噛みにくかったり話しにくい時期があります。