入れ歯(総入れ歯)

歯があった頃の生活を取り戻してほしい

入れ歯には出来不出来がある。このほとんどの原因は、実は咬み合わせにあります。
あごを閉じてきてどこか一か所が当たってから、噛みしめるとわずかにズレる入れ歯、これも使いにくく痛む入れ歯です。
咬むと、ぎっこんばったんと動く入れ歯、これはもっと使いにくく痛む入れ歯になります。
何回通っても、色紙を噛んで、その場でちょこちょこ調整してもらっては、また痛む。こんな経験を繰り返している方は意外に多いのではないでしょうか。

理想の入れ歯とは、上下の歯で噛むとアゴはピタッと止まりしっかり噛めて、尚かつ口元もお顔も美しい。
これが理想ですが、こういう入れ歯に出会う方は意外に少ないようです。その価値をわかってくださる方が、当院のテーラーメイド入れ歯を選んでいるのだと思います。テーラーメイド入れ歯は健康保険では作ることが出来ません。自由診療でお作りしています。

費用の違いについてよく質問を受けます。その答えは歯科技工士の違いになります。
令和の時代になっても歯科医療はまだまだ手仕事の医療です。歯科医師の技量や判断力、使う材料によって入れ歯の出来は変わります。
しかしそれ以上に技工士の技量が大きく影響します。技工士によって、入れ歯の咬み合わせの知識、考え、入れ歯の設計、模型の扱い、寸法精度への配慮、あらゆる点において仕事が全く異なります。
日本では健康保険を使えば1万円ほどで総入れ歯を作ることができます。しかし、それらを担う技工所では複数人の技工士が工程を分解し、工程ごとに人から人へ次々と入れ歯を受け渡しながら、入れ歯は作られています。この方法は安く大量生産するのには向いていますが、個々の患者さまの細かな要望を適切に盛り込むことは出来ません。
良い入れ歯ほど、技工士はドイツのマイスター同様、一人の技工士が全ての工程を担当して作られます。患者さんのお顔や口元の写真を何度もチェックしながら、患者ひとりひとりの特徴、個性に配慮し、入れ歯はじっくりと丁寧に作られます。大量生産は出来ないゆえに単価は高くなりますが、口元がカッコよくて、ピタッと噛めて食事がおいしく、丈夫で長持ちするテーラーメイドの入れ歯が完成します。

上手な歯科技工士とコミュニケーションをしっかりとり、その歯科技工士の力を最大限に生かしてゆきます。そのために正しい咬み合わせや様々な情報を正確に歯科技工士に伝達し修正します。これが入れ歯づくりの神髄であり歯科医師の役割だと考えています。

入れ歯でお困りの方に、是非またきちんと噛めるようになって欲しい。

テーラーメイド入れ歯では、口腔内の状態、咬み合わせ、あごの関節の動き、顔の筋肉の動きなど、様々な角度から体に向き合い、歯があった頃の状態に近づけ、その方らしい生活を取り戻していただくことを目指しています。

インプラントと入れ歯で迷っている方もいると思います。ご要望を伺い、お口の状態を見て、それぞれのメリット、デメリットを考慮し、最適な治療法をご提案しています。
また入れ歯が動いてしまう方には、入れ歯を2本のインプラントに裁縫のスナップのようなものを介してパチッと止めてしまう、インプラントオーバーデンチャーなどの治療法も喜ばれています。

はずせる入れ歯(インプラントオーバーデンチャー)はこちら。

※テーラーメイド入れ歯は自由診療です。

■費用(税別):
テーラーメイド入れ歯130万円~
セミテーラーメイド片顎80万円~
イージーテーラーメイド片顎45万円~

オプション
・リハビリ義歯20万円~
・金属床15万円
・人工歯を2本硬いセラミックへ置換:1本80,000円×2 
・インプラント2本とスナップ2つの場合:33万円×2本

■リスクと副作用
完成当初、粘膜に小さな傷ができたり軽微な疼痛が出ることがあります。しかし微調整することで治まります。
インプラントを使った入れ歯の方に比べるとスリムでコンパクト、動きの少なさの点で劣ります。スリムでコンパクト、動きの少なさを追求する場合は、インプラントを併用した入れ歯をお勧めします。