歯石をこまめに取ったほうがいい理由

2018年11月19日 (月)
歯石取り、皆さんはこまめにやっていますか?前回歯石を取ったのはいつだったか思い出せない、という人もいるのではないでしょうか。歯石がついたからといって、特別痛みのような不快症状が出るわけでもないので、「気になったら歯医者でそのうち取ってもらおう」という人も多いかと思います。ですが実はそんな感じで歯石を取るのはあまりおすすめできません。歯石というのは溜め込まずにこまめに取っておかないと、色々と困ったことを起こしてくる厄介なものだからです。

歯石がつくとどんなことが起きてくる?

歯石がつくとどんなことが起きてくる?

歯石というのは歯に溜まった歯垢が唾液中のカルシウムなどによって固まってしまった状態です。歯石そのものに毒性はないのですが、歯石のゴツゴツした表面に細菌が繁殖し、お口に次のような様々な害をもたらします。

■歯周病を悪化させる

歯石を落とさなければ、歯石に付着した歯周病細菌がずっと歯茎に対して悪影響を及ぼし続けます。歯茎に炎症を起こし、その状態を放っておくと、だんだんと歯を支えている骨を溶かし始め、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。

■口臭のもとになる

歯石の表面につく歯周病細菌が出すガスにより悪臭が発生します。いくら歯磨きをしても歯石は落とせませんので、口臭がなくなることもありません。ですが、本人は匂いに慣れてしまっているので、自分ではわからず、周囲の人を不快にさせている場合がよくあります。

■全身疾患を引き起こすもとになる

歯石が歯周病を引き起こし、その歯周病が全身の様々な病気を引き起こすことがわかっています。たかが歯石と思って放置していると、心臓病、脳梗塞、肺炎、糖尿病など大きな病気を引き起こしてしまう恐れがあるのです。

歯石取りはどれくらいの間隔でやる?

歯石取りはどれくらいの間隔でやる?

歯石を取る間隔はだいたい3ヶ月〜6ヶ月に一回くらいというのが一般的な目安です。これは歯石のつきやすさによっても変わりますので、自分がどのくらいの間隔で歯石を取ったら良いか、というのは担当の歯科医師に聞くのが一番です。歯石が非常につきやすい人、歯周病が重度の人の場合にはもっと短めの間隔で行ったほうがいい場合もあります。

歯石を取るのは痛いので苦手だし、なるべくやりたくない、という人もいるかもしれませんが、歯石は放置して硬くなるほど取りにくく、取り除く際の痛みも感じやすくなります。そのため、なるべく放置せず、歯石が硬くならないうちに取るのが痛みの面でも、そして何よりも歯茎の健康の面でも大事だということを覚えておきましょう。