妊婦さんでもできる歯の治療は?

2018年09月24日 (月)
ホルモンバランスがお口の中の環境に大きく関わっていることをご存知でしょうか?女性は月経や妊娠、閉経などホルモンバランスが乱れるタイミングが男性よりも多く見られます。
妊娠中は妊婦さんご自身だけでなくお腹の中にいる赤ちゃんに影響を及ぼさないように考慮しなくてはならないため、通常の歯科治療を受けることができないケースもあります。今回は妊娠さんや子供が欲しいとお考えの方に知って頂きたい「妊娠さんの歯の治療」について紹介します。

歯科治療が行える妊娠期間

歯科治療が行える妊娠期間

妊娠中は体調が大きく変化するため、安定期である妊娠5ヶ月から7ヶ月ぐらいの間に一般的な歯科治療を行うことができます。つわりのひどい妊娠初期や母体の負担がかかりやすい妊娠後期では一般的な歯科治療は行わず応急処置を行い、安定期に入る時期もしくは出産後に治療を行います。

妊娠期間中の歯科治療

妊婦さんでもいくつかの注意点はあるものの、通常の歯医者さんでできる治療は数多くあります。また歯科治療を受けることが出来ない場合でも、処方される痛み止めや化膿止めなどは、種類によって妊娠さんでも安心して使うことができるお薬があるので、お口の中に異常を感じたら歯医者さんへ行きましょう。

歯科治療の胎児への影響

歯科治療の胎児への影響

歯の治療で必ずと言っていいほど行われるレントゲン撮影ですが、お口の中のみの撮影ですし胴体部分に被曝しないよう防護エプロンを着けるため、赤ちゃんへ及ぼす影響はありません。また歯科治療で使用される麻酔薬は胎盤を通じて赤ちゃんに届くことはないため問題なく使用することができます。

妊娠期間のお口のケア

妊娠期間は女性ホルモンが多く分泌されます。歯周病の原因菌には女性ホルモンによって増殖するものがあり、妊娠期間ではお口のケアに気をつけなくてはいけません。また、妊娠初期はつわりがひどく、歯磨きでも吐き気を感じることがあります。歯磨きが行えない状態が続くと虫歯や歯周病を招く恐れがあります。なるべく体調の良い時間帯をみて、こまめに歯磨きを行いましょう。
妊婦さんの体調や妊娠時期によりますが、妊娠中でも安全に歯医者さんで治療を受けることができます。また最近では、妊娠さん専用の「マタニティ歯科」を設けている歯医者さんも多くあります。妊娠中はお口の中が敏感でトラブルが多いため、歯医者さんでお口のケア方法を教わったりメンテナンスを受けることで虫歯や歯周病などを未然に防ぐことができます。