噛みしめによる過度の緊張は顎関節症に!マッサージなどおすすめの解消方法は?

2018年09月17日 (月)
「寝ているときに指摘された」「ふとしたときに顎の疲れを感じた」など、噛みしめの癖がことを自覚したことはありませんか?噛みしめによる過度の緊張は歯のすり減りや亀裂、歯のぐらつきや歯茎の位置が下がる原因となり、さらには顎関節症になる可能性もあります。

本来の歯の位置

本来の歯の位置

本来、食事中や話すときだけ上下の歯が接し、それ以外の安静な状態では口を閉じていても上下の歯には2~3mmの隙間が空いています。しかし、安静な状態においても歯が噛み合っていると、歯や顎やその周りの筋肉などの噛むための組織に負荷がかかった状態になります。この状態は仕事中やスポーツなど、何かに集中しているときやストレスを感じているときに多く見られます。

噛みしめは顎関節症に繋がる

軽度の噛みしめは誰でも気付かないうちに行っている癖で、必ずしも「噛みしめ=顎関節症になる」と言うことはできません。顎関節症は、歯並びや噛み合わせ、事故や加齢での筋力の低下、片方で食べ物を噛むことや頬杖の癖など、様々な要因が重なり起こる病気です。この要因のひとつに「噛みしめ」があります。

顎の緊張をほぐす

お口や顎の筋肉は、首や肩など周りの筋肉とも繋がっています。そのため過度の噛みしめは、顎関節症はもちろんのこと、肩こりやめまい、頭痛など様々な症状を引き起こします。顎の緊張をほぐすためには、口の閉じた状態で上下の歯を離し、同時に肩を回したり深呼吸をしたりするなど、全身をリラックスさせた状態にすると効果的です。

顎のマッサージやストレッチ

顎のマッサージやストレッチ

顎のマッサージやストレッチをすると血行が良くなり顎の筋肉がほぐれることで顎の緊張も和らげることができます。この方法は顎関節症の歯科治療のひとつにも含まれています。痛くならない程度に下顎を前後左右に開けてストレッチした後、顎先から、頬、こめかみ部分の順に軽く押しながらマッサージしましょう。口の中からマッサージを行うのも効果的ですからお風呂に入りながら行うのも良いでしょう。

噛みしめのサイン

噛みしめは無意識のうちに行っていることが多く、自分ではなかなか気付くことができません。話すときや噛むときなど、口を動かしたときに感じる顎の疲れや歯や歯茎の痛み、歯のすり減りや噛む位置の変化など、少しの変化が過度な噛みしめのサインとなっていることがあります。お口に健康を保つためには少しの変化に気がついたときはなるべく早く歯医者さんへ行きましょう。