口内炎が人にうつる!?口内炎の感染する・しないの違い

2018年08月27日 (月)
口内炎ができると「キスや食器の共有などで人にうつのではないか」と心配される方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は、口内炎自体が人から人へうつるということはありません。「うつった」というのは、口内炎を引き起こす原因となるウイルスが人から人へうつることで、症状のひとつとして「口内炎ができた」ということでしょう。今回は口内炎の原因となるウィルスについてみてみましょう。

アフタ性口内炎とは?

アフタ性口内炎とは?

口内炎にはいくつかの種類がありますが、最も多い口内炎が「アフタ性口内炎」です。アフタ性口内炎は疲労、栄養バランスや生活習慣の乱れなど免疫力の低下が原因でおこります。女性の場合はホルモンバランスが乱れる月経前後や妊娠中もおこりやすい状態となります。お口の中は粘膜に囲まれておりデリケートなため、すぐに傷がついてしまいます。免疫力やホルモンバランスが崩れてしまうと傷口から細菌が侵入しやすい環境になり口内炎ができてしまいます。

ウイルス性口内炎とは?

人から人へうつる可能性があるのが「ウイルス性口内炎」です。ウイルス性口内炎には「ヘルペス性口内炎」があります。ヘルペス性口内炎は、単純ヘルペスウイルスというウイルスによって引き起こされる口内炎です。単純ヘルペスウイルスは自覚症状に乏しいため、感染していても気が付かないことが多いのですが、日本人のおよそ8割が感染しています。単純ヘルペスウイルスに感染すると体内に潜伏し、免疫力が低下したときに活動することで口内炎の症状を引き起こします。

口内炎良く似た症状を引き起こすウイルス

口内炎良く似た症状を引き起こすウイルス

口内炎とは少し異なりますが、お口の中に水疱を形成する症状を引き起こすウイルスが「エンテロウイルス」です。エンテロウイルスは5つに分類され、その中でも様々な種類があります。エンテロウイルスに感染するとなる病気が「ヘルパンギーナ」と「手足口病」です。ヘルパンギーナと手足口病は乳幼児から低学年の頃に感染発症することが多く、人から人へうつる病気です。

ウイルスに罹ったときに気をつけること

単純ヘルペスウイルスは人から人にうつりますが、うつったからといってウイルス性口内炎がうつるわけでもなければ、健康であれば特に問題を起こすことはないので心配はいりません。しかしエンテロウイルスの場合、咳やくしゃみなどの飛沫感染や皮膚の接触による接触感染によってお口の中の症状だけでなく、発熱や倦怠感といった全身症状も引き起こすので注意しましょう。感染防止のためには外出時のマスクや、手洗いうがいをきちんと行う習慣をつけておくと良いですね。