最近歯茎が下がってきた!と感じたら歯磨き方法を見直そう

2018年07月16日 (月)
歯茎が痩せてくると歯が長くなったような印象を受けます。毎日しっかりと歯磨きをしているのになぜ歯茎が下がってくるのでしょうか。
もしかしたら間違えた歯磨きの仕方をしていませんか?
今回は間違った歯磨きの仕方と正しい歯磨きの仕方について解説してきます。

歯茎が下がる原因

歯茎が下がる原因

歯茎が痩せた、あるいは下がったと感じたことはありますか?
それか以前に比べて歯が長くなったと感じていませんか?
歯茎の老化によって起きる症状ですが歯磨きの仕方が間違えていても歯茎は下がってしまうのです。

■加齢と歯周病
年をとると人間の身体からはコラーゲンという物質が少なくなります。コラーゲンは歯茎を構成している成分の一種でもあり、コラーゲンの減少は歯茎が痩せる原因にもなります。
また年をとると歯周病に罹患している患者数が増えてきて加齢変化と歯周病のダブルパンチで余計歯茎が痩せていくのです。
歯周病がなぜ増えているかといえば間違った歯磨きを多くの方がしているからです。間違った歯磨きにはどのような弊害があるのでしょうか。
間違った歯磨きをすると歯周病の進行に関係するプラークを磨き残してしまうのです。歯周病の進行に関係する細菌はプラークをエサにして活発に活動します。
プラークを毎日の歯磨きで除去するのは歯周病予防や進行抑制の観点から非常に大切です。そしてその結果として歯茎が下がらなくなってきます。

悪い歯磨きの仕方

具体的に次のような歯磨きが悪い歯磨きの仕方です。

■歯磨き粉をつけすぎる
歯磨き粉の中には発泡剤という成分が入っています。発泡剤は水と触れブラシ部分が動くことで泡立ちます。泡で口の中いっぱいに広がるとどうしても泡を吐き出す回数が多くなってしまいますよね。そうすると歯磨き粉の成分があまり効かず歯ブラシ時間も短くなってしまいます。
さらに歯磨き粉には清涼剤も含まれています。歯磨きをした後にスーッと爽快感を感じますよね。その成分です。
スーッとすると歯磨きが不十分な歯磨きでも歯を磨けたと勘違いさせてしまいます。

■歯ブラシの上に歯磨き粉を乗せる
歯磨き粉をブラシの上に乗せている人が多いですよね。この方法では歯磨き粉が一箇所に固まってしまい歯全体に歯磨き粉が行き渡りません。
できれば歯ブラシの上ではなく毛の中に歯磨き粉を押し込みましょう。

■ブラッシングが力任せ
歯磨きで一番多い間違いが強い力で歯ブラシを動かすことです。歯の汚れを落とそうという意識を持つのは大切ですが力強く磨いても歯の汚れは落ちません。
それだけではなく歯ブラシを力強く動かすと歯の表面に細かな傷をつけてしまいます。歯の表面がザラザラになるとプラークなど汚れが付着しやすくなり虫歯の原因になりかねません。歯ブラシの力が強いと歯茎を傷めてしまい歯茎をさらに痩せさせることにもつながります。

■口を何度もゆすぐ
歯磨き粉に頼ると歯磨き時間が短くなってしまうことがあり良くないと前述で紹介していますが、市販の歯磨き粉にはフッ素が配合されています。フッ素が歯を強くして虫歯予防に効果があると広告で見かけている人は少なくないでしょう。
何度も歯磨き後に口をゆすぐとフッ素を流してしまい効果があまり現れなくなります。

良い歯磨きの仕方

良い歯磨きの仕方

ここまで悪い歯磨きの仕方を紹介してきましたが良い歯磨きはどのようにするのでしょうか。
その前に良い歯ブラシの選び方から紹介します。歯ブラシを買う際には、柔らかい毛先を持ち、小さなヘッドであることに注意しましょう。

歯茎を痩せさせないために行う良い歯磨きの仕方はこのあと紹介しますが、歯磨きをするには優しい力で小刻みな動きをします。

そして歯茎と歯の境目を磨くので歯茎にも優しい歯ブラシを選んでください。毛先は硬いものより柔らかいものの方が歯茎に優しいです。

ヘッドを小さいものにするのは口の中で自由に動かせて小刻みな動きをするのにも適しているからです。

良い歯磨きの方法は以下を参考にしてください。

■歯ブラシを持つときはペンのように
歯ブラシで強い力をかけないためには優しい力で歯ブラシを持つところから始めます。ペンを持つように歯ブラシを持てば余分な力が入らなくて済みます。

■歯茎周辺を磨く
口の中で一番磨いて欲しいのは歯と歯茎の間にある歯周ポケットです。歯茎が下がってしまう一番の原因は歯周ポケットを磨けていないのが原因です。
毛先を歯茎と歯の間に向け時間をかけて優しい力で磨くようにしましょう。

■1本ずつ磨く
どうしても歯数本単位で磨いてしまう人が多いですが、歯を1本ずつ磨く意識を持てば自然と丁寧に磨けます。

■清掃補助器具も併用する
歯ブラシだけでは口の中の60%程度しか汚れを落としきれていません。デンタルフロスや舌ブラシ、マウスウォッシュなど清掃補助器具を併用すればプラークを徹底的に除去できます。

まとめ

歯茎が下がってしまう一番の原因は磨き残しにありました。また間違った歯ブラシの使い方をしていても歯茎は痩せて下がってきます。
正しい歯磨きの仕方を習得してプラークを取り残さなければ今の歯茎を維持できますね。