Case.23 入れ歯の留め金で歯が壊れ…総インプラントへの決断

  • インプラント
  • セラミック
  • 噛み合わせ
  • 外せるブリッジ

73歳 女性 Bさんの症例です。

Bさんが永井歯科に来られたきっかけは、入れ歯の留め金が掛けられている歯が抜けたためです。

当時は残った歯にまた留め金をかけて部分入れ歯を作りました。するとまた歯が壊れ…どんどん歯の本数が少なくなっていきました。

来院1年目のBさんのレントゲン写真
来院5年目のBさんのレントゲン写真

このままではこの先もずっとこの繰り返しになることを説明し、総インプラントの提案をさせて頂きました。

治療内容の説明を聞き、Bさんは
「費用も決して安いものではなかったので、費用面は気になってはいたけれど、やってみないと分からない!以前から通院して信頼している先生だし、やってみよう」と思い、決断に至ったそうです。

インプラントは、ネジ止め式(固定式)が主流です。
ネジ止め式のインプラントは掃除がしにくくなると心配をされるケースもあることから、
Bさんの場合はネジ止め式(固定式)ではなく、上下ともに取り外しが可能なブリッジにしました。

取り外しができることにより、手入れがしやすく点検もしやすい。
万が一介護生活になったとしても、介護者がベッド脇でブリッジを取り外して掃除が簡単にできるという利点があります。

上は、バーの上にブリッジを装着するハイブリッドシステム。

下は、バイコンインプラントの独自のテレスコープシステムFO4。

上下ともに、トリニアと呼ばれるバイコン社の新素材とヨーロッパのセラミックで作ります。

バイコンインプラント社は米国ボストンにあります。日本に入ってくる情報は少ないながらも多少は得ていたのですが、しっかりと見極めるべく、ボストンまで行き、実際に話を聞きトレーニングを受けました。その上でバイコンインプラントの導入を決断しています。

バイコンインプラント社CEOモーガン氏と 
バイコン本社 米国ボストン


太くて短いたった4本のバイコンインプラントでブリッジを固定します。
近年、歯科用インプラントは太くて短いインプラントに特に注目が集まっています。

バイコン本社にて


実はバイコン社は太くて短いインプラントのパイオニアです。太くて短いインプラントを世に送り出したのが1985年ですので、短いインプラントで35年以上の歴史と豊富な臨床実績を誇ります。

治療前→治療後 Bさんのレントゲン写真

治療後、Bさんは初めて永井歯科に来院された時よりも、ハツラツとして、お元気そうに感じました。
元気が取り柄だと伺っていましたが、更にパワーアップしているように感じます。

歯が変わると、顔の感じも変わってきます。
噛み合わせが整ったことにより、体の軸が変わり、見た目にも変化が出ていました。

治療前→治療後のBさん 上下のブリッジは自分で簡単に外せます
治療後のBさん ブリッジを外したところ。外せばとても歯磨きしやすい
治療前と治療後の噛み合わせ

また、「噛めるようになりたい!」とずっと思われていたBさん。
治療直前には固いものを食べる時、手で割って食べるようになっていたそうです。

治療後の一番良かった点は、固いものでもそのまま食べられる事。
お肉も問題なく食べられると喜んでいらっしゃいます。
鳥肉よりも牛肉が好みだそうです。
治療中の仮歯で既に何でも食べれるようになっていました。
料理が得意なBさんは、歯が治ったことで作る楽しみも増えたそうです。

Bさんから「おかげさまで ありがとうございました。」と、嬉しいお言葉を頂きました。

皆さんの健康を支えていくのが当院の役目でもあります。
歯から健康になり、健康寿命を延ばす。
不自由することなく食事をとって、満足いく人生を送れる時間をできるだけ長くお手伝い出来たら幸いです。

■治療期間
1年

■費用
片顎200万円~。

■リスクと副作用
インプラントは外来での手術が必要です。高齢や持病によっては出来ない場合があります。清掃の不良があると天然歯の歯周病に類似したインプラント周囲炎が起こることがあります。
セラミックは割れることがあります。通常の使用で割れた際は保証の範囲で対応します。

症例一覧を見る