ドクターブログ

故きを温めて新しきを知る

2017年09月5日 (火)

 永井歯科にて定例勉強会、通称『永井塾』第16回が開催されました。

 理事長先生からニュースがひとつ。

とうとうスキャナーが導入されることになりました!

 え、何これ?と思われる方も多いのではないかと思います。

これは補綴物を設計するためのCADスキャナーです。型取りした模型を読み込んでデータ化し、設計データがあれば何度でも同じものを作ることができます。更にそのデータを遠隔地と共有する事ができるのです。

 従来の作り方は、技工士さんが模型上で作業して補綴物を作ります。その作業は長年の経験とセンス、そして時間を要するものです。

 このスキャナーの導入によって作業時間の短縮と補綴物の品質向上が期待できます。

 先日の勉強会でも、デンタルショーで発表された最新の歯科技術の数々を見て思いましたが、身近な日常診療にもデジタル化、IT化の波が着実に迫ってきています。

 ただ、上述のスキャナーですが、取り込む模型がうまくできていないと、その真価を発揮することができません。

 そこで、今回はもう一度基本を確認しようということで、形成と型取りについても勉強しました。日々の診療の中でついつい忘れがちな所を再確認し、意識する事で身が引き締まる思いでした。

 新しい技術を取り入れつつ、基本に立ち返る。まさに温故知新。これからの歯科業界でわれわれに求められているものは、そんな精神なのかもしれません。

 

はまうらパーク歯科 歯科医師玉井裕子