ドクターブログ

第三回若手臨床支援セミナーに参加してきました

2017年08月10日 (木)

のまきたパーク歯科の福田です。

先週の土曜日、同期の宮脇先生と共に第三回若手臨床支援セミナーに参加してきました。

今回は寺嶋宏曜先生による歯周治療を楽しもうというテーマにて歯周病の治療について勉強してきました。

歯周病は痛みを伴わず進む疾患であるため、罹患率が高い病気として有名です。厚労省の統計だと日本では300万人以上の人が患っていると報告されています。

歯周病は病態から様々な種類に分けられます。特に多いのが歯肉炎や歯周炎であり、両者の大きな違いは炎症によって骨が溶かされているかどうかで大きく変わってきます。エックス線による検査に加えて歯と歯茎の間のポケットを測定して進行の程度を調べます。

この歯周病の原因は、一人一人違っています。人よりも歯周病原因菌が多い場合、日々の正しいブラッシング習慣が行われていない場合、あるいは全身疾患(特に糖尿病)に由来する場合など原因は様々です。

 

そのため、歯石を取っただけでは歯周病は治りません。患者さんそれぞれの原因を私たちと一緒に探り除去しなければ、歯周病は治らないのです。治療は一回だけでは終わりません。歯石がとれて綺麗な状態になることに加え正しいブラッシング習慣を身につけてもらい、患者自身に実践していただくとことで初めて健康な状態がキープできるのです。

また、しっかりとブラッシング習慣が身についた場合でも深い歯周ポケットが残ってしまい、そこに炎症が残る場合があります。その場合は、必要に応じて外科的処置を行い炎症している不良組織を除去することによって改善を図る場合もあります。その外科処置を歯周外科と呼び、組織付着療法(フラップ手術)や再生療法(GTR法、エムドゲイン法)など様々な方法があり患者さんの病態に応じて使い分けております。

 

今回のセミナーではこの様に歯周病の治療は複雑であり、まずはどうしてこうなったのかという原因を一緒に突き止めていきそこを除去することにが大事だということをわかりやすいスライドで教えて頂きました。

実習パートでは歯周外科で必須になる縫合を模型で行いました。縫合も治癒形態を想像して縫合の仕方を変えていかないといけないため、ゴールを見据えて選択しております。

次回第四回は診査診断学を勉強してきます。