ドクターブログ

株式会社ラザロの村田社長による特別講義!

2017年08月31日 (木)

8月19日の診療が終わった後、株式会社ラザロの社長である歯科技工士の村田彰弘さんを外部講師としてお招きし、補綴の特別講義を行っていただきました。

株式会社ラザロは自費専門の歯科技工所で、康佑会でも全顎的な治療が必要な患者様の技工物を依頼しています。

今回は補綴について講義していただきました。どの話もとても刺激的でしたが、当院で積極的に取り入れている治療法であるAGCブリッジの症例の話は特に興味深かったです。

AGCブリッジはインプラントを応用した治療法です。利点は、インプラントの差し歯部分を歯科医師が歯科医院で外すことができるのでメインテナンスが容易であること、作製法に由来する適合精度の良さがあります。実際の患者様の症例をスライドを用いて講義していただいたのですが、その適応範囲の広さに驚嘆しました。

 またその他にも、新しい歯科材料「ペクトン(pekkton/PEKK)」の有用性や村田社長が実際参加された2017年度のケルン国際デンタルショーについてなど、これからの歯科医療の話は、聞いていて患者様により良い治療を提供できる期待に胸が膨らみました。

口腔内のことを理解した歯科医師と歯科技工士が連携して初めて良質な技工物が作製され、患者様のお口の中でしっかり機能します。

欧米への留学経験があり、より良い新しい歯科技術を意欲的に求めて日々活動されている村田社長の今回の講義を聞き、刺激を受けこれからもより一層精進していこうと思いました。

永井歯科医院 歯科医師 宮脇聡子

大阪SJCD研修会 レギュラーコース 第4回 を受講してきました

2017年08月28日 (月)

8月19・20日に歯科医の宮地と森が大阪SJCD研修会レギュラーコース第4回を受講してきました。

今回の講義は、歯周外科でした。模型だけでなく豚の下顎骨を使用した実習を行いました。

豚の下顎骨を使用することでより臨床に近い感覚で練習することができます。

私たちは普段から豚の下顎骨を使って院内で練習することがよくありますが、今回の講義では専門の先生方に、より臨床に即した治療方法を教えていただくことができました。

歯周病は基本治療で改善する場合と、外科的な処置を必要とする場合があります。

外科的な処置を行うことで、炎症部位を除去し、改善を期待することができます。

私たちは今後よりいっそう歯周病治療にも力を入れ、患者の皆様の一生涯のプラスになる歯科医療を追求していきます。

 

永井歯科医院 歯科医師 森

第15回永井塾が開催されました

2017年08月22日 (火)

今回はまず義歯の咬合について教えていただきました。

日々の診療でもよく入れ歯がうまく噛めないという患者様をよく見かけます。

適切な顎関節の位置で、正しい咬合(咬み合わせ)を付与するとしっかりと噛めるようになります。

講義では義歯の調整の仕方や天然歯と義歯の咬合の違いについて教えていただき、その後、実際に永井理事長が診療した患者様の動画を見せていただきました。その動画では噛めるようになってすごく喜んでおられる患者様が映っていました。

このような姿を見ると歯科医師としてのやりがいや士気が高まります。もっと義歯について深く勉強し、このように喜んでもらえるように頑張りたいと思いました。

後半は前回に引き続きドーソンの分析ソフトの使用方法を教えていただきました。

治療計画を立てていくためには、なぜそうなったかの原因把握と現状の問題点を整理しなければなりません。

永井歯科ではそれらを分析する事ができる世界的な咬合の権威であるピーター・E・ドーソン先生が開発した分析ソフトであるドーソンウィザードを先日導入いたしました。

このソフトを利用することにより口腔内の問題点を簡潔にまとめることができます。またどこが原因かということを踏まえた治療計画がすぐにハンドアウトできるため、患者様への説明も円滑に行える優れたソフトです。

このソフトをDrスタッフの誰もが、この分析ソフトを早く使えるように、使い方や資料取りの仕方を教えていただきました。

最初に、問診や触診、視診をおこない顎関節の状態や習癖など咬合以外に異常がないか確認します。

加えて様々な角度から患者様の口腔内外の写真を撮影し、理想的な口元や咬合と比較し分析します。

優れた分析が平易にできるため、はやく診療に取り込んでいきたいと考えております。

次回の永井塾も非常に楽しみです。

 

のまきたパーク歯科 予防・CTインプラントセンター    福田

第三回若手臨床支援セミナーに参加してきました

2017年08月10日 (木)

のまきたパーク歯科の福田です。

先週の土曜日、同期の宮脇先生と共に第三回若手臨床支援セミナーに参加してきました。

今回は寺嶋宏曜先生による歯周治療を楽しもうというテーマにて歯周病の治療について勉強してきました。

歯周病は痛みを伴わず進む疾患であるため、罹患率が高い病気として有名です。厚労省の統計だと日本では300万人以上の人が患っていると報告されています。

歯周病は病態から様々な種類に分けられます。特に多いのが歯肉炎や歯周炎であり、両者の大きな違いは炎症によって骨が溶かされているかどうかで大きく変わってきます。エックス線による検査に加えて歯と歯茎の間のポケットを測定して進行の程度を調べます。

この歯周病の原因は、一人一人違っています。人よりも歯周病原因菌が多い場合、日々の正しいブラッシング習慣が行われていない場合、あるいは全身疾患(特に糖尿病)に由来する場合など原因は様々です。

 

そのため、歯石を取っただけでは歯周病は治りません。患者さんそれぞれの原因を私たちと一緒に探り除去しなければ、歯周病は治らないのです。治療は一回だけでは終わりません。歯石がとれて綺麗な状態になることに加え正しいブラッシング習慣を身につけてもらい、患者自身に実践していただくとことで初めて健康な状態がキープできるのです。

また、しっかりとブラッシング習慣が身についた場合でも深い歯周ポケットが残ってしまい、そこに炎症が残る場合があります。その場合は、必要に応じて外科的処置を行い炎症している不良組織を除去することによって改善を図る場合もあります。その外科処置を歯周外科と呼び、組織付着療法(フラップ手術)や再生療法(GTR法、エムドゲイン法)など様々な方法があり患者さんの病態に応じて使い分けております。

 

今回のセミナーではこの様に歯周病の治療は複雑であり、まずはどうしてこうなったのかという原因を一緒に突き止めていきそこを除去することにが大事だということをわかりやすいスライドで教えて頂きました。

実習パートでは歯周外科で必須になる縫合を模型で行いました。縫合も治癒形態を想像して縫合の仕方を変えていかないといけないため、ゴールを見据えて選択しております。

次回第四回は診査診断学を勉強してきます。

豚顎を用いての院内勉強会

2017年08月9日 (水)

こんにちは。永井歯科医院の宮脇です。

先月、のまきたパーク歯科の福田先生と一緒に、歯周組織に対するアプローチの仕方を永井理事長から実際に豚顎を用いて教えていただきました。

 

歯周組織とは歯を支える周囲組織の総称で、歯茎や歯槽骨などがそれにあたります。

そして歯周病はその歯周組織に炎症が起こっている状態で、成人のほとんどが罹る感染症で歯を失う原因1位だと言われています。

なので、口の中の環境を良くするために歯周病に罹患した歯周組織を治療することはとても重要です。

 

今回は歯周病の治療の中でも、最もよく用いる外科的な治療術式3つ抜粋して、臨床上のコツを踏まえて教えていただきました。

ちなみに以下の術式です。

・Widman改良フラップ手術(MWF)

・歯肉弁根尖側移動術(APF)

・遊離歯肉移植術(FGG)

また理事長監修のもと、汎用する器具の扱い方、注意点を再確認することができ、非常に有意義な4時間でした。

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