赤ちゃんの虫歯はママの影響…?妊娠中に口内トラブルが起こりやすい理由!

2017年09月18日 (月)
妊娠すると、歯科検診へ行くように勧められることが増えてきました。小児歯科を掲げている歯医者さんでは、母親と子供が一緒に受診できるような環境整備が始まっています。赤ちゃんも1歳6か月と3歳のときの検診では歯科検診が行われています。
妊婦さんはなにかと口内トラブルを抱えていることが多く、出産までに治療を終えるようにと勧められることが多いです。妊娠中というのは、赤ちゃんのことも自分のことも気をつけなければいけなく神経も磨り減るような日々ですが、こちらでは、妊娠中の歯科治療について少しでも心配事がなくなるようにお話しいたします。

妊婦さん特有の病気

妊婦さん特有の病気

妊婦さんが歯科医院を受診するように勧められる一番の理由は、妊婦さんが特にかかりやすい病気があるからです。それは妊娠性歯肉炎と呼ばれています。
簡単に説明すると、妊婦さんの女性ホルモンが妊娠性歯肉炎を進行させる細菌に栄養を与えて成長させてしまうことで起こります。
細菌の増殖と口腔内が不潔になると歯肉炎が発生するのですが、妊婦さんの口内トラブルは不潔にもなりやすいということです。つわりに悩まされている妊婦さんの多くは歯磨きをすることも難しいことがあり、プラークが歯石に変わり歯磨きでは除去できなくなっていることもあります。

赤ちゃんはなんで虫歯になるのか?

虫歯ができるのに必要なものはプラーク(食べかす)と細菌です。生まれたとき赤ちゃんの口の中には細菌はいません。虫歯の原因菌はどのようにして赤ちゃんの口へ侵入するとおもいますか?それは、お母さんやお父さんからの感染が一番です。虫歯菌は感染症と言われるほどで、赤ちゃんが感染するほとんどは親からの感染です。
虫歯がある親の唾液中には虫歯菌が混ざっています。親と同じスプーンや箸を使用しているとその虫歯菌を赤ちゃんの口の中へ入れることになります。

親御さんの虫歯に対する考え方

親御さんの虫歯に対する考え方

赤ちゃんへ虫歯を移してしまう原因は親御さんの口の中にある虫歯菌です。虫歯菌を完全になくすことはできませんが量を減らすことはできます。正しい歯磨きと定期的な歯科医院でのチェックを欠かさないことで、虫歯菌の量は減ります。
さらに、虫歯は治せば良いとか痛くなければ大丈夫という認識を捨てることも大切です。最初に生えてくる歯は乳歯ですが乳歯のときに重度の虫歯になると、後から生えてくる永久歯の成長を邪魔してしまうことがあります。
虫歯といえど軽視せず赤ちゃんの虫歯は自分たちで守るというような姿勢で日々のセルフケアを心がけてほしいです。