笑気麻酔による治療の手順と麻酔の安全性

2017年05月15日 (月)
笑気麻酔は、リラックスした状態で治療が受けられるため、歯科治療が苦手な患者さんに対して多く使われている方法です。しかし笑気麻酔を行ったことがない人にとって、笑気麻酔とは何か?どのような流れで麻酔が行われるのか?安全性はどうか?など不安があるのではないでしょうか。今回は笑気麻酔による治療の手順と、麻酔の安全性についてお話いたします。

笑気麻酔を行うまで

笑気麻酔を行うまで

初めて行く歯科医院では、まず問診表を書きます。問診表には全身の病気や現在飲んでいるお薬、アレルギー、治療にあたっての希望などについて、質問されていること全てに詳しく記入しましょう。ここで笑気麻酔を行えるかどうかの判断がされます。笑気麻酔の治療を受けることが決まったら予約を取ります。それと同時に笑気麻酔を行うにあたっての注意事項を歯医者さんから伝えられます。

治療の手順について

それでは笑気麻酔がどのような手順で行われるのかを紹介します。

●診察台の上で鼻の上に笑気ガス専用のマスクを装着する
●マクスから出てくる笑気ガスを吸う
●笑気ガスが効くまで少し待つ
●笑気ガスが効いたことを確認し、笑気ガスを吸いながら治療が始まる
●治療が終わったらマスクを外して呼吸を行う
●笑気麻酔が切れるまで数分安静にする
●気分が悪くないことやめまいがないことを確認して帰宅

笑気麻酔は治療中に意識がなくなることがないため、歯医者さんと会話しながら治療を受けることが出来ます。

笑気麻酔の安全性について

笑気麻酔の安全性について

ガスを吸うというと、安全性に問題はないのか不安になるかもしれませんが、笑気ガスには毒性がなく、笑気麻酔による副作用はほぼありません。麻酔の多くは中枢神経に作用し呼吸や血液循環などに支障をきたす恐れがありますが、笑気麻酔は中枢神経に影響を与えないため長期間の経過観察が必要ありません。よって、笑気麻酔は治療を行ったその日に自宅へ帰ることが出来ます。笑気麻酔は安全面より、子供への治療の際にも使われることがあります。

笑気麻酔のメリットは色々ある!

歯科治療に強い不安や恐怖心がある場合、歯科治療中に過呼吸症候群や神経性ショックの症状が現れてしまう可能性があります。これらの症状を抑えて心身共に負担をかけないようにする為にも、歯科恐怖症の人へは、笑気麻酔の使用が効果的です。また笑気麻酔で治療を行うことで、歯科恐怖症で歯医者さんへなかなか通うことが出来ない人にとって治療の期間を短縮することも出来ます。