年齢別インプラント手術の注意点

2016年11月7日 (月)

インプラントによる審美歯科治療は、幅広い層の世代で行われていますが、外科手術による年齢制限が気になるところです。10代の若い層や高齢者など、年齢別の治療法や注意点などはあるのでしょうか。

インプラントとは?

インプラントとは?

インプラントは、簡単に言えば失った歯の代わりに人工の歯を埋め込む審美歯科治療のことです。歯科インプラントの構造は3つの部品から成り立っており、まず人工の歯となる上部構造、次に顎の骨に埋め込む人工歯根(インプラント)、そしてそれら2つを連結させるためのアバットメントと呼ばれる部品です。治療は外科手術によって行われ、手術時間や費用も埋め込む本数によって異なります。

インプラントの手術方法

手術には一回法と二回法があり、この違いは、歯肉の切開を一度のみ行うか二度行うかです。一回法では、歯肉を切開してドリルで顎の骨に穴を開けてインプラントを埋め込み、アバットメントで人工の歯と連結させるまでの外科手術を一回で済ませます。二回法は、1次手術でインプラントを埋め込んだら一旦歯茎を閉じてインプラントと骨を結合させるために2~6ヶ月待ちます。安定したら2次手術で再び切開してインプラントの頭部分を出し、アバットメントで人工歯と連結させます。二回法は手間や費用もかかりますが、骨の密度が増すことで安定し、感染症のリスクも低くなります。

年齢制限はあるのか

年齢制限はあるのか

具体的な年齢制限はありませんが、インプラントの手術は骨に埋め込む形で行われるので、手術ができるかどうかは骨の状態によります。一般的には骨の成長は18歳頃に完成すると言われており、男性は18歳、女性なら16歳以上が対象年齢となっています。年齢の上限はなく、健康状態が良くて骨に異常がなければ、手術による負担は抜歯程度のものなので高齢での治療も可能ですが、持病で全身疾患などがあれば治療が行えない場合があります。

注意すべき点

高齢者の治療の場合、過去に何らかの病気に掛かっている可能性が高く、病歴や治療中の病気によってはインプラント治療が困難になることもあります。例えば、骨粗しょう症やガン治療で放射線を使用している、心臓疾患があったり、慢性病があったりなどです。病気がなくても血圧が高くて体力がないなど、何かしらの体の心配事があれば、まずは掛かりつけの医師に相談しましょう。GOサインが出れば歯医者さんで口の中の骨の状態をチェックしてもらい、治療可能かどうか検査してもらいましょう。