発音機能の発達が柔軟なうちに子供の矯正をしておく必要性

2016年09月12日 (月)

歯並びの乱れは、言葉の発音にも影響してきます。きちんと発音できないことで周囲から、からかわられ、それが心理的なコンプレックスになって人とコミュニケーションをするのが苦手になったり引っ込み思案な性格になってしまうことも。発音機能の柔軟なうちに、子供の矯正をしておくべき必要性について、説明します。

子どもの舌ったらずな発音、もしかしたら歯並びのせいかも?

子どもの舌ったらずな発音、もしかしたら歯並びのせいかも?

発音が原因で歯科矯正すべきかどうか迷ったときは、お子さんのサ行やタ行の発音をチェックしてみましょう。例えば、下あごが出過ぎている「受け口」の状態になると、舌の位置がずれてサ行やタ行の発音がしずらくなります。もし、いつまでもお子さんの発音が舌ったらずな幼児っぽい発音であるなら、歯並びが悪いせいだということも考えられます。このほか、出っ歯の場合も、空気がもれやすくなり、きちんとした発音ができなくなります。

子供の矯正をすべき時期は2回、できるだけ早い時期にすませておこう

子供の矯正を始めるべき時期は主に2回あります。1回目は、6歳前後~小学校低学年くらいまで。乳歯から永久歯に生え変わる時期です。乳歯のうちはどうせ生え変わるから矯正しても無駄では?と思う親御さんもいるかもしれませんが、完全に永久歯に生え変わってしまうと、歯並びを矯正するために必要な隙間がなくなり、健康な歯を抜歯する必要が出る可能性もあります。乳歯の段階であれば、矯正器具を入れてスペースを作ることもできるので、乳歯が残っている段階から始めるのがいいでしょう。また、歯並びだけでなく、あごの成長や骨格に問題があって矯正が必要な場合も、この時点であれば成長を促したり、逆に抑制したりといった治療がしやすくなります。
一方、永久歯が生えそろった小学校高学年~中学生の時期も、矯正に向いているといわれます。あごの成長は14~15歳くらいまで続くので、それまでの間に歯並びを治していきます。
ただ、思春期になるとお子さんが矯正器具を入れて見た目が変わるのを嫌がるケースもあるので、骨格が柔軟な早い段階で矯正を始めるほうがよいでしょう。幼い頃のほうが、矯正にかかる期間や費用も少なくてすむ可能性があります。

3歳くらいからかかりつけの歯医者さんで定期的にチェックしよう

3歳くらいからかかりつけの歯医者さんで定期的にチェックしよう

歯並びは、発音だけでなく、子どもの心身の発達にも影響します。3歳くらいになったら、歯並びや虫歯、噛み合わせのチェックを定期的にしてくれるかかりつけの歯医者さんを見つけ、問題があれば早期に対応するのがよいでしょう。