小学校の時の歯科検診で歯医者さんが言ってた「C」ってどういう意味?

2016年07月11日 (月)

歯科検診を受けているとき、歯医者さんや歯科衛生士のお姉さんが早口で読み上げている記号や数字、疑問を感じませんでしたか? 「あれ、どういう意味なんだろう」って。自分の歯なのに、意味不明な専門用語で会話すると、ちょっと不安に感じる人もいるかもしれません。今回は、そんな疑問を解消すべく、あの記号の意味を調べてみました。

「C」は虫歯の意味、数字が大きくなるほど状態が悪化していることに

「C」は虫歯の意味、数字が大きくなるほど状態が悪化していることに

まず、一番よく耳にする「C」について。あれは「caries(カリエス)」の略字で、日本語では虫歯を意味しています。Cのあとに続く数字は4段階あり、数字が大きくなるほど、虫歯が進行していることを示しています。
「C1」は、歯の表面を覆うエナメル質に穴が開いてしまっている状態。つまり、虫歯の始まりです。この時点でも、すでに歯がもとの状態に戻ることはありませんので、歯を削る治療をすることになります。
「C2」では、虫歯がエナメル質を越えて象牙質まで到達しています。冷たいモノや熱いモノを口に入れると、歯がしみるはずです。こうなると、一刻も早く治療を受けることが望ましいでしょう。
「C3」は、虫歯が歯髄まで進行してしまっている状態です。歯の神経を直接刺激しているので、ここまでくると激痛が走るはずです。歯茎の腫れを伴うこともあります。治療するにしても、かなりの痛みを伴うでしょう。
「C4」は、虫歯がもっとも進行している状態です。この場合、虫歯はもう歯の根っこまで到達していますから、もう歯や歯根を抜くしかありません。回りの歯に影響を及ぼさないことも重要です。
なお、4段階のほかに「C0(シーオー、もしくはシーゼロ)」ということもあります。これは、虫歯にはなっていないものの要注意の歯があるという意味です。一方、問題のない歯については斜線(/)で示します。

歯垢のつきかたや歯茎の状態、噛み合わせについてもチェック

歯垢のつきかたや歯茎の状態、噛み合わせについてもチェック

歯科検診のとき、歯医者さんや歯科衛生士さんは、歯を番号で呼んでいます。この数字には規則があり、前歯を1番として奥歯に行くほど番号が大きくなります。
歯科検診では、虫歯のほか、歯垢のつきかたや歯茎の状態、噛み合わせについてもチェックしています。これらを示す記号も、基本的には虫歯と同じで、数字が大きくなるほど悪化していることになります。
これで、長年にわたる歯科検診についての疑問が解決したという方もいるのではないでしょうか。お口の状態をきちんと把握して、いつまでも健康な歯でいたいですね。