口から腐った玉ねぎの臭い…それって歯槽膿漏かも

2018年01月15日 (月)
歯槽膿漏の症状として、歯がグラグラして最終的に抜けてしまうというものがありますが、最も特徴的なものとして、口臭があげられます。歯がグラグラするのは通常ではありえませんが、口臭は食べ物によってもひどくなったりしますよね。有名な食べ物としては、ニンニクやネギなど香りが強いものでしょう。今回は歯槽膿漏の口臭と普通の口臭の違いや歯槽膿漏を予防する方法について説明します。

普通の口臭

普通の口臭

普通の口臭にはどういった種類があるでしょうか。

■プラーク由来の口臭
口の中にはプラークが少なからず存在しています。このプラークが増えてしまうとプラーク独特の匂いが強くなります。中でもプラークの付着が多いのは舌の上です。舌の上にプラークが付着していると舌が薄白色をしています。これを舌苔と呼んでいます。舌苔を採取すると患者さんの口腔衛生状態をも判断できるほどで、たくさんの細菌によって舌苔は構成されています。

■食べ物由来の口臭
食べ物由来の口臭で有名なのはニンニクやネギです。これらは歯や口という問題ではなく食べた後に胃で分解される過程で匂いを発するので、どんなに歯を磨いたりマウスウォッシュで口ゆすいでも匂いが消えることはありません。
食べ物由来の口臭を防ぐためには、飲んで胃から効くタイプのブレスケア商品を使用するなどがよいでしょう。

歯槽膿漏での口臭

食べ物やプラーク由来の口臭と歯槽膿漏の口臭はどう違うのでしょうか。歯槽膿漏由来の口臭は「腐敗臭」がします。これは歯槽膿漏を進行させる歯周病菌が産生する揮発性物質が原因です。歯槽膿漏は歯茎の組織を破壊し、顎の骨を溶かすだけでなく口臭まで発生させます。プラーク由来の口臭は、プラーク数が多い寝起きに強く出ます。それに比べて、食べ物由来の口臭は、食後約1時間~3時間後に強く出ます。しかし、歯槽膿漏由来の口臭は原因が常に口の中にあるので、昼夜問わず匂いを発生させています。

治療法

治療法

プラーク由来、歯槽膿漏由来の口臭の治療法はプラークコントロールを行うことが一番です。プラークコントロールをするには歯医者さんや衛生士さんによる口腔清掃や自分で行う歯磨きを徹底させることが必要です。また歯槽膿漏にかかっているのであれば、歯槽膿漏の治療をする必要もあります。歯槽膿漏の治療は主に歯石を除去し、正しい歯磨きの習慣をつけることです。歯医者さんに任せるだけでなく、自分自身で予防にとりくむ努力も必要になります。