【三種類もあった!】歯ぎしりの種類とセルフチェックの方法!

2018年01月8日 (月)
歯ぎしりは、歯に大きな負担がかかるだけでなく、顎や筋肉にも影響を与えてしまいます。歯ぎしりは自覚なく起きていることが多いので、自分は…?と気になってしまうかもしれません。そこで、セルフチェックの方法や歯ぎしりの種類、原因についても紹介していきます。

歯ぎしりの種類

歯ぎしりの種類

■グライディング
顎を大きくスライドさせることで起きるグライディングは歯を大きく削ってしまいます。中でも臼歯部は、一番噛む力が強いところなので噛む面が真っ平らになってしまうほどです。グライディングをするとギーギーという音がします。そして強く噛みしめているので噛むときに使われる咀嚼筋へも負担が大きくなります。
歯同士が磨り減ることで歯の神経が露出するので知覚過敏症のような冷水への刺激、グミなど甘みに対する痛みを感じることもあります。

■タッピング
タッピングとはカチカチカチと歯を小刻みに噛み合わせることです。グライディングに比べれば歯の削れる量は少量ですが音が気になるという人がいます。同部屋で寝ている人はカチカチという音が気になってしまうので、そういった人からの指摘で気づくことが多いです。また、歯ぎしりは無意識下で起きるのが一般的ですがタッピングは意識がある日中にも起きることがあります。いわゆる、チック症の患者さんが目をパチパチと過剰に瞬きするのと同じで、カチカチしないと落ち着かない症状もあります。これはある種、癖になっている状態でタッピングしないように意識すれば大幅に改善できます。

■クレンチング
歯ぎしりの中でも一番気づかれにくく、治療も遅れてしまうのがクレンチングです。クレンチングはいわゆる食いしばりの状態で、音も少なく歯も削れにくいので発見が遅れてしまいます。

歯ぎしりしているかのセルフチェック方法

通常、歯ぎしりは寝ているとき(無意識下)でおきます。このメカニズムは未だ解明されていない部分が多いですが、起きているときはタッピングを癖でする人程度です。では、寝て起きたときにどのようなことをチェックすればよいでしょうか。

1. 筋肉の痛み
歯ぎしりをするときに共通するのは筋肉を使用するということです。顎を動かすのは咀嚼筋と呼ばれる筋肉で、クレンチングやグライディングでは筋肉が大きく関わってきます。中でもクレンチングをしていた次の朝は顎の周囲の筋肉が疲労で痛むことが多いです。

2. 顎の痛み
筋肉の疲労が起きて、歯が削れていくと、噛み合わせが低くなります。そうなると、顎への負担が大きくなってしまい、痛みを感じるのです。歯ぎしりをしている人は顎関節症を発症することが多く早めの治療が必要です。

3. 歯の状態
歯ぎしりは、歯への負担が大きく歯が削れてしまいます。しかし、患者さんは日頃から歯を見ているわけではなく見分けがつかないという人もいます。一つの目安としてご紹介するのが「犬歯」です。糸切り歯とも呼ばれますし、八重歯とも呼びますね。通常、犬歯は先が尖っています。これが丸みを帯びている場合は、歯ぎしりをしている可能性があるので歯医者さんへ相談して見てはいかがでしょうか。そして左右の犬歯を比べてみて同じような丸みをしていれば、その人の犬歯は生まれつき丸みを帯びていたと考えることができます。左右どちらかが尖っていて、どちらかが丸みを帯びている場合は歯ぎしりによって先が削れてしまったのかなと推測できます。

4. 首回りの異常
咀嚼筋が疲労で痛みが出ると咀嚼筋の近くにある首回りの筋肉にも影響が出ます。首回りの筋肉は肩こりや頭痛としてシグナルを出すので、肩こりや頭痛の頻度が上がっている人は歯ぎしりを疑ってもよいでしょう。

放置したらどうなるのか

放置したらどうなるのか

歯ぎしりは放置しておくと歯が削れていってしまい歯の神経が露出します。神経が露出すれば食事をするだけで痛みが出ます。さらには歯が削られることで、見た目も悪くなってしまいます。また、顎関節症になるリスクも上がります。放置しておいても自然には治らないのが厄介なのが歯ぎしりです。自覚があり、症状が出ている場合は早めに治療しましょう。

治療方法って?

歯ぎしりが発生する原因はこれといって判明しているわけではありません。ストレスや飲酒・喫煙と様々な要因が関係して歯ぎしりが起きていると考えられます。歯ぎしりの治療は、根本治療ではなく、歯を守る対処療法のことが多いです。代表的な方法としては、ナイトガード(マウスピース)をつけるというものです。マウスピースの材料は歯よりも柔らかく、削れやすくなっています。歯ぎしりが起きても歯の変わりにマウスピースが削れてくれるので歯に負担をかけずに済むのです。
また歯ぎしりはストレスや精神的苦痛が原因でも起きます。寝る前にはストレッチやヒーリングミュージックを聴くなどストレスを軽減させる工夫をしてみてはいかがでしょうか。いつもシャワーしか浴びていないという人は、たまにはお風呂にお湯を張ってゆっくり入るとリラックスできるのかもしれませんね。