歯が黄色くなったかも…それ酸蝕歯のせいかも

2017年12月18日 (月)
歯は美しい白色が理想的ですよね。しかし、歯に黄色の黄ばみがついてしまう人が多いと思います。そこで、歯が黄色くなる理由や、その中でも治療が大変な酸蝕症についてピックアップしました。

歯が黄色くなる原因

歯が黄色くなる原因

歯が着色してしまう原因はいくつかあります。中でも日常生活に関連して起きる着色の原因について紹介します。

●タバコ
タバコに含まれるヤニが歯につくと歯は黄色に着色します。タールは黒色で、歯の着色の大きな原因といっても過言ではありません。

●コーヒー、お茶
コーヒーやお茶など色素が強い飲み物にはステインと飛ばれる着色成分が含まれています。

●磨き残し
歯の清掃が上手にできないとプラークがたまっていきます。プラークは黄色をしているため着色を引き起こすのはもちろんのこと、口臭の原因にもなっています。

●酸蝕症
酸蝕症は酸が原因で起きる疾患で、歯を溶かしていきます。歯の中でもエナメル質に限局して溶かして行きます。エナメル質の下には象牙質がありますが、象牙質はエナメル質に比べると黄色です。象牙質が露出したことで歯が黄色に見えてしまいます。

酸蝕歯の特徴

酸蝕症により溶けてしまった歯を酸蝕歯と呼びます。酸蝕歯の特徴についてまとめてみました。

<歯が黄色い>
前述でも紹介しましたが酸蝕歯は酸の影響でエナメル質が溶けています。象牙質はエナメル質に比べると黄色なので、歯が黄色く変色したように感じてしまいます。

<知覚過敏症の症状がある>
象牙質が露出することで知覚過敏の症状が現れます。知覚過敏の正式名称は象牙質知覚過敏症といい、象牙質の中にある象牙細管という管が神経へ繋がっているので象牙質が露出すると痛みを伝えやすくなるのです。

酸蝕症になる原因と処置

酸蝕症になる原因と処置

酸蝕症になる原因や治療方法について紹介してきます。

<原因>
●酸を取り扱う職場で働いている
●習慣性嘔吐がある
●逆流性食道炎の持病がある
●酸っぱい食品を好む
上記が酸蝕症の原因として有名です。
仕事で酸を取り扱う工場や現場は空気中に酸が飛んでいるため、呼吸をするだけで歯に酸が付着する可能性があるのです。仕事で酸を取り扱う人は法律により歯医者さんによる診断を受けることを義務付けられています。
また精神的ストレスがきっかけで起きる過食症や拒食症の症状として習慣性嘔吐が挙げられます。嘔吐によって吐瀉物が口内を通る際、吐瀉物に含まれる胃液が歯に接触します。胃液による胃酸は歯を溶かすほどの強酸なので習慣的に嘔吐をしていると酸蝕症のリスクを高めてしまいます。

<治療法>
酸蝕歯は酸が接触すると進行していきます。そのため、歯を被せ物で保護すると酸からの侵食から守ることができます。
また、日々の予防方法として嘔吐をしてしまった後は口をゆすぐ、酸性食品はあまり取らないようにするなどの工夫を心掛けるだけでも変わってきます。